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医院方針
しっかりとお聞きし、ていねいに説明することを心がけています
大切にしている方針は、患者さんのお話をしっかりと聞くことです。その方の生活背景や家族関係、人間関係などのバックグラウンドを知ることによって、なぜその病気が現れたのかがわかってきます。病気だけ診ていても見えない部分を、患者さんの言葉の中から見つけ出して、治療に役立てています。
こちらからていねいに説明したり、お話をさせていただいたりすることも心がけています。内視鏡検査で不安を持つ患者さんに対して、麻酔の詳しい説明や、検査中に会話をすることでリラックスされる方は少なくありません。検査後も胃カメラの写真をお見せしながら詳しく説明しています。
治療方針については、病気を克服することも大事ですが、自分の持っているものとして共存していく気持ちも必要かと思います。病気というのは加齢によって起こることが多く、ご年配の患者さんが病気と上手に付き合っていくためのサポートもしっかりと行っています。
私について
病気だけでなく病人も診る、内視鏡検査が得意な医師です
私が得意としている分野は内視鏡検査です。もともと研修医時代から循環器や消化器に興味があり、内視鏡検査という行為そのものに強い関心がありました。胃や大腸というのは顔と同じように人それぞれ違いがあるのです。個性のある分野だからこそ興味が尽きません。これまで数多くの内視鏡検査に携わってきた経験を、当院での診療に生かしています。
人を大事にするということも、研修医時代に学んだ大切な価値観です。医師は病気を診るだけでなく、病人を診ることもおろそかにしてはいけない。そのことを身をもって教えてくださった先生方に今も感謝しています。
進路に迷っていた当時、医師を志したのも、まわりの人に恵まれたからです。悩んでいるとき、弱っているときに背中を押して前を向かせてくれる人。私も患者さんにとってそんな人物になれるよう、日々努めています。
患者さんへの思い
かかりつけの医院が、アットホームでありますように
開業当初から望んでいることですが、アットホームな医院に憧れています。医師と患者という垣根を越えて、地域の皆さんと親しく出会える場所、それが当院なら素敵だなと思っています。患者さんにとって、病気以外のことでも話ができる看護師さんやお医者さんのいる、かかりつけの医院。そんな関係づくりに向き合っています。
今後の展望は、障害者の方が過ごせるデイケア施設を併設したいと考えています。イメージとしては、障害者も健常者もみんな同じようにふれあえる場所です。健常者が障害者とともに過ごすことは想像以上に大変でしょうけれど、大変な思いをしてこそ得るものは大きい、ということを自然に共有していける施設にしたいです。
今病気がある人だけではなく、その後のケアや、ハンディキャップのある人も含めて、トータルなサポートができる医院を目指しています。